小川精麦の鈴木です。
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
まだまだ残暑が続きそうですので、体調には気をつけていきたいですね。
シロはというと・・・この前、木枠を枕にしてぐっすりと寝ていた
ので、よく寝てるなぁと思いながら何気なく写真を撮ってみました。
しばらくすると、ガタン!と大きな音が・・・。ご想像通りで、シロが
寝ぼけて1段目に落ちた音でした。シロは何事もなかったかの
ように戻ってまた寝てしまいましたが、あ~ビックリした。
気をつけてね。シロ。
さて、今回の『 フラッと寄りたい群馬県の道の駅 』は、群馬県みなかみ町にある《 たくみの里 》を紹介します。こちらは、1985年に都市農村交流により地域振興策の1つとして開設されました。東京ドーム約70個分という広大な敷地の里山のなかにあり、周りは美しい山々や田畑に囲まれています。
《 たくみの里 》の特徴は、この里山のなかで実際に暮らしている方がおり、村全体が《 たくみの里 》となっていることです。そのなかにある古民家を利用して20種類以上もの体験工房があり、年間約50万人もの人が訪れる里山テーマパークとなっています。
《 たくみの里 》では、昨年11月から12月にかけて、恐竜や動物をモチーフにしたわらアートとその作品をテーマにした短歌が展示された「里山ミュージアム」が開催されました。今もそのわらアートが残っているということなので、少し歩いて探してみました。農産物直売所の前にいるのは、高さ3mにもなるアマビエのわらアートです。《 たくみの里 》の入り口には、迷惑龍と名のついたアパトサウルスの巨大わらアートがお出迎えしてくれます。このアパトサウルスはつくられた時、首をまっすぐに伸ばし今にも歩きだしそうな作品で、実際の大きさである高さ9.6m・全長15.2mを表現した世界一のわらアートでした。春先になるとアパトサウルスの足元には草が芽吹いてくるので、草を食べている様子の「春夏バージョン」の作品になりました。近すぎて写真では伝わりにくいのですが(私の写真の撮り方の問題ですね・・・)、迫力満点です。その他にも、わらアートではありませんが、総合案内所入口の横にある牛のオブジェは、芸術家 岡田杏里さんがリメークした作品です。個性的な作品をみたら、なんだかワクワクしてきました。
改めて案内図をみると、とても広い敷地です。これは、サイクリングにピッタリ!・・・ということで、レンタサイクルで、いざ出発です。旧三国街道の宿場通りには、歴史を感じる古民家が並んでいます。『趣がある』とは、こういうことなのかなぁと思いながら自転車を走らせていきます。所々には、道祖神やお地蔵様を祭った野仏が点在しています。総合案内所にはスタンプ帳もおいてあるので、9ヶ所の野仏めぐりのスタンプラリーも楽しめます。ゴールの泰寧寺の山門は楔を1本も使っていない造りです。本堂の欄間と須弥壇とともに群馬県の重要文化財に指定されています。こういった歴史的な建物などをみてまわる史跡めぐりも一緒に楽しめます。
もう少しみてまわりたいのですが、予約したそば打ち体験の時間なので移動していきます。緩やかなくだり坂を風をきりながらスイスイ走って・・・着いたところは、〖ふれあいの家〗さんです。こちらの裏手にあるのが十割そば道場です!初めてのそば打ち体験を楽しみにやってきました。手を洗って、エプロンを借りたら準備完了です。とても丁寧にわかりやすくやさしく教えていただけたので、とても楽しい時間が過ごすことができました。そばを茹でるのはお店の方におまかせするので、そば打ち体験した人は、そば処のお店に移動してそばの茹で上がりを待ちます。時々手伝っていただきながらですが、初めて自分で打ったおそばは格別においしかったです。天ぷらもサクサクで大満足でした。そば処のお隣には、農薬を抑えて無化学肥料でつくった野菜や果物の農産物直売所もあります。予約制ではありますが、時期により収穫体験や食育体験なども行っているそうですよ。
そば打ち体験の後は、昼食です。(ん?あれ?・・・思われた方、気にしてはいけません。そばは前菜です。)地元の野菜を使ったお惣菜をいただきたかったので、〖夢や〗さんに行きました。こちらのお店のお食事は、農家昼膳のみです。お食事メニューは1種類だけですが、色々な種類のお惣菜がたくさんの小鉢に盛り付けられています。見ただけで食欲が増してきてしまいます。食前には糀甘酒のイチゴスムージー(ノンアルコール)をいただきます。約10種類もの糀調味料で味付けをしたお惣菜は、優しい味付けでどれも丁寧につくられていることがわかります。お米は、みなかみ町産のコシヒカリで「水月夜」という名前です。「水月夜」というブランドは、お米のおいしさを総合的に評価した食味値86以上(日本産米の標準値は65~75)という一番厳しい審査基準をクリアしたお米だけに限られます。程よく弾力がありしっかりした甘みがあるのにさっぱりと食べられるお米です。
自転車でもう1周したいので、エネルギー補給・・・という名目でデザートをいただきに、〖いちごの家〗さんにきました。
谷川岳の雪解け水で育てられたいちごをつかったデザートです。甘くてひんやりで美味しい!暑い夏にはピッタリです。季節限定のメニューもあるのでいつでも楽しめます。いちごのシーズンになるといちご狩りをする方で賑わいます。完全予約制ですがプライベートエリアを案内していただけるので、時間内で美味しいいちごをゆっくりたっぷり味わえます。練乳かけ放題もうれしいサービスです。と・・・ここで、突然の大雨・・・。お店の方と話をすると、どうやら10日ぶりくらいの雨らしいです。この雨がなかなか止まず・・・。自転車を返す時間になってしまったので、もう1周は泣く泣く諦めました。その代わり、〖福寿茶屋〗さんの豆乳ソフトクリームを食べて帰路につきました。
他にも体験したいものもあったので、もう一度行きたいと思います!
これからの時期は、少しずつ涼しくなり過ごしやすくなる季節。芸術の秋・行楽の秋・食欲の秋・紅葉の秋・・・・全て満たしてくれる《 たくみの里 》。
足を運んでみてはいかがでしょうか?
9月の営業日は、下記の通りです。