小川精麦の鈴木です。
最近は、朝晩涼しくなり秋の気配がしてきましたね。とはいえ、
この時期にしては、日中は暑いので油断しないよう気をつけて
くださいませ。
ところで、皆さまは、今年の中秋の名月をみることができましたか?
きれいな満月でしたね。
こちらは、鉄道のまちとして住民の生活を支えてきた横川の過疎化防止と地域経済の核として、群馬県・松井田町・JR東日本の協力により1999年4月にオープンし、今年で25周年を迎えました。
園内には、当時活躍していた列車が数多く展示されている屋外展示スペースや廃線時まで使われていた検修庫を利用した鉄道展示館、大型の鉄道ジオラマや碓氷峠の歴史資料を展示している鉄道資料館などがあります。園内を一周する蒸気機関車あぷとくんやミニSLもあり、お子様から大人まで多く方が楽しめる施設となっています。
また、7月の新着情報でもお話した碓氷峠専用のEF63形電気機関車を実際に運転できる体験施設もあります。この体験ができるのは、日本で唯一鉄道文化村だけだそうです。鉄道ファンの方だけではなく列車に詳しくない方もワクワクさせてくれる体験です。運転体験をするには、講習予約や運転予約が必要なので(受講できる年齢対象は18歳以上(高校生不可))、当日に講習を受けることはできませんので気をつけてくださいね。
【 碓氷峠鉄道文化むら 】からとおげの湯(こちらも7月に紹介した廃線ナイトウォークのスタート地点です)まで、トロッコ列車「シェルパくん」が運行しているということなので乗車してきました。ぶんかむら駅を出発すると、国の重要文化財に指定されている旧丸山変電所のまるやま駅を通り、碓氷峠の森公園交流館のあるとおげの湯駅が終点駅です。とおげの湯駅までガイドさん付の、片道20分、往復約50分のトロッコ旅です。
標高差100mもある上り坂をゆっくりと力強く列車が登っていき、横川の街や碓氷峠の山々の自然をみることができます。途中、野生動物に会えるかも・・・なんて話をしていたら、お猿さんとバッタリ遭遇しました。
ぶんかむら駅から乗車すると、途中のまるやま駅で5分間の停車時間があります。列車を降りて、旧丸山変電所の重厚なレンガ造りの外装の写真を撮ることもできました。こちらは、明治45年に建設された建物です。当時の鉄道・電気の最先端技術が導入され、碓氷峠を通過する電気機関車の心臓部の役割を果たしていたそうです。レンガ造りの建物は2棟あり、1棟は回転変流機などが置かれた機械室、もう1棟は蓄電池室として使用されていたそうです。
とおげの湯駅の隣には、天然温泉の峠の湯があります。のんびりとお風呂やサウナを利用する方やレストランや売店を利用してくる方も多いそうです。とおげの湯駅から出発すると、まるやま駅には停車しないので気をつけてくださいね。
トロッコ列車を満喫したら、おなかが空いてきました。園内には軽食コーナーともつ煮と肉豆腐で有名な越後屋食堂があります。越後屋食堂は、土日祝日のみの営業で、あまりの人気ぶりにお昼過ぎには売り切れてしまうことが多いので早めに利用することをお勧めします。
園外には、峠の釜めしで有名な荻野屋があります。当日に限り、鉄道文化村の入場券を提示すれば、何度も再入場可能なので、荻野屋本店で召し上がるのも良し・ドライブインで召し上がるのも良し、お持ち帰りして園内で食べるのも良し・・・色々な楽しみ方ができますよ。
トロッコ列車の線路脇には、遊歩道が整備されており散策することもできます。
これからの時期、紅葉がきれいに映えるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
10月の営業日は、下記の通りです。